山中 琴美
プランニング1部 プランナー / 声優マイスター
VOICE No.08
Masato Onodera
プランニング2部 クリエイティブディレクター
前職は、総合広告代理店でプランナーをしていました。
現在は、CHOCOLATEのクリエイティブディレクター(以下CD)として、映像、イベント、プロダクト、キャラクター、戦略立案などいろんな分野の企画に携わっています。
映像監督、アニメーター、ボカロPなど、それぞれ出自の違うクリエイターが同じチームにいて、同じプロジェクトに取り組んでいる環境は珍しいと思います。専門領域が全く違う人たちが集まっているのでいろいろな価値観と出会えて面白いです。
ズバリ、打ち合わせを「たのしみ」にすることです!
プランナーの1日は打ち合わせの時間が大半を占めるので、打ち合わせをたのしみに思うことがモチベーションになっています。ブレストが楽しいといい企画が生まれますし、クライアントとの打ち合わせが楽しいとクライアントといい関係で仕事ができるんですよね。「毎日の仕事をたのしみに思えること」が僕にとって大切なんです。CDとしては、案件に参加してくれているメンバーたちにも打ち合わせを楽しんでもらえるように意識しています。
社内打ち合わせでは主に「アイデア出し」というものをやりますが、例えばアイデアをフリップに書いて発表する「大喜利ブレスト」だったり、例えばアイデアではなく自分の個人的な話だけをする「記憶ブレスト」だったり、特定の手法や切り口を縛る「封印ブレスト」だったり、仕事の種類やメンバーに合わせて色んな打ち合わせの仕方があります。
CDの仕事はプランナーがより鋭いアイデアを出すための「問い」をだすことと、それが生まれやすい「打ち合わせ環境」を用意することなので、打ち合わせのバリエーションを用意することはとても大事です。
「個人的なことをクリエイティブにできる人」です。
世の中的な正解を狙って当てにいくのではなく、個人的な記憶だったり、個人的な趣味嗜好だったり、自分個人の内からでてくるものを素直に企画にできる人がプランナーに向いていると思います。よくチームでは『伏線回収』ということばを使うのですが、「あのとき経験したアレがまさかこの仕事に活かせるなんて」とか「あのとき感じた強い感情から生まれた企画」とか、自分が人生で個人的に経験したことから企画が生まれると、まるで自分の人生の伏線回収をしているような気持ちになれて楽しいのでおすすめです。